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東京からの帰路にて。 開園記念日で入場料がタダになるということで、いつになく関西下町根性を発揮し、上野動物園にも行ってきた。小さい子連れのファミリー、仲良しグループの中高生、多種多様なカップル、おばちゃんグループ、外国人観光客、めずらしいと…

東京にいる この後帰る

東京にいる。 待ち時間に八重洲ブックセンターをぶらぶらしていたら『認められたい』を見つけたので買って読んだ。自分としては所属欲求の守備範囲の広さが目新しかった。全体を通して目から鱗が落ちるような話というよりは、なんとなく感じていたことがわか…

ぼくは男でも女でもないとかいうわけのわからない、しんどいことを書こうとして、一向にまとまる気配のないまま数時間を無駄遣いしてしまった。多分まだ熟しておらず、したがって書いてやろうとこだわらない方がよい話題であるようなので、事実を淡々と述べ…

思いつきで自宅のWi-Fiを設定してみたらうまくいった。もとの機械にルーターを接続するだけで繋がった。長年失敗し続けてきたのがうそのようだ。いまもそのWi-Fi経由でブログを更新している。 昨日は「その時のノリ」としか言いようのない軽い動機で大文字山…

今日はTOEICの受験に行った。昨日のしょうもないエントリを書くのに夜中の数時間をつぶし、そのままなんやかやで朝を迎え、それでもなんとか1時間だけは眠った。こういうときはかえって眠らないほうがマシなのだろうか。 試験会場までの道中、なんと筆記用具…

ぼくは君らが優勝した話で十分満足や……

今日は時給の安い方のバイトを3時間ほどやった。ぼくの集中力の持続時間、金銭的報酬、やりがい、その他副次的効果*1等を、もっぱら主観によっていい加減に総合すると、この「パリッと2-3時間」は「だらだら5時間」をはるかに上回る圧倒的充実感をもたらして…

わるいチーズケーキ

今日は賃金の高い方のバイトだった。賃金の高い方のバイトは、いまのクライアントとは大抵週に1回、決まった時間にある。内容も、まあ、クライアントによるといったところだが、いまのクライアントとのセッションは特に楽しいものだ。バイトと呼ぶのも野暮な…

飛田一夕物語

大阪は西成、関西の肝に、飛田新地という料亭のたくさん並んだ区画があります。その料亭の入口に、別嬪さんと愛嬌たっぷりのおばちゃんが大抵ふたりひと組で座っており、おばちゃんのほうが「おにいちゃん、こんな可愛い子、ほらこっち見たげて」と、どうや…

数学者?? やるかいそんなもん!!

ぼくはいま酒をのんでいる。「浦霞」という、近所のコンビニの冷蔵庫*1で売られている日本酒の中で最も高い価格帯のもののひとつである。それを飲み干したら、春限定の「のどごし生」をあけるつもりだ。その酒の勢いに任せて以下のことを書く。いささか感情…

今日も何もないすばらしい1日だった。いや、本当はもう少し書くことはあっただろうが、認知症について考えすぎて、忘れてしまった。 『痴呆を生きるということ』という本を読んでいた。学校附属の書店で古書フェアをやっているときに手に入れたやや古い本な…

何にもないすばらしい1日だった。 Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabulary Norman Lewis このごろはWord Power Made Easyという本にも取り組んでいて、いまは100ページに届くか届かないかくらいまできた。いわゆる…

低賃金バイトにみる「人生を生きる」ということ

昨日のエントリで触れた、賃金の安い方のバイトのシフトに入っていた。ぼくの仕事ぶりについては恥ずかしながらこれ以上付け加えることはないので、バイト先の後輩(以下Aさん)のお話。 Aさんは、書き言葉でものを書くことがあまり得意ではない。それは「書く…

ぼくはバイトをふたつやっていて、今日は賃金の安い方のバイトの日だった。安い方は確かに全体的にmenialな仕事内容で、疲労も少ないのだけれど、いかんせん退屈なのがいけない。かといって合間に勉強などをして有意義に暇をつぶせるほどの余裕もない。単語…

だんだんと、春めいてきましたね

シロクマ先生が、承認・所属欲求の本を出されたということで、いま手元にある未読本を読み切る手前で購入しようと思っていたら、話題沸騰、アマゾンでは瞬く間に在庫がなくなってしまったそうな。インターネットの片隅で、背伸びをしては、筋を違えて懊悩する…

心の騒いだ読書月間

2月はいつになく読書に凝った月だった。これまたいつになく作りはじめた読書カードによると、今月は少なくとも8冊を読んだということになる。いっぺんにこれだけ本を読んだことは、これまでの人生を振り返ってもない。 一方で、「日蝕」の長文エントリに象徴…

観念的女性恐怖症を克服する

(内向性を存分に発揮した、人によってはしんどいかもしれない内容です) 長年心の中にあったわだかまりが氷解したように感じられたので、それについて記録しておきたい。とはいえ、そもそも「氷解」の感覚に対してぼくは全幅の信頼を置いてはいない。「わかっ…

ネットは海なり危険なり

報告書作成のため、久しぶりにPCに触った。やはりPCは(というよりIT機器全般は)明確な目的を持つ者には大いに有用な道具であってくれるが、そうでない者には、ひたすら消費的利用を強いる。特にインターネット ブラウザは決して思考するための道具ではない。…

学校へ寄るついでに本を買い込んだ

学校のパソコンを使うと年間で200枚まで印刷できるのだが、ぼくは友人にその印刷枚数を譲渡するために片道1時間かけて登校した。 着いたのは昼頃で、外は晴れとも曇りともつかず、時折細雪がちらついていた。季節のことはよくわからないが、この間際立って暖…

お前のオナニーをみているぞ

また別の平野作品を読んだ。「分人主義」なる思想を明確に意識して書かれているというが、それをぼくは感じることはできても語るを得ないので、置いといて自分勝手な文脈で思いつきを書く。相変わらず鋭くみずみずしい描写で、「あなた、実は登場人物でしょ!…

禁を破る

一月物語を読みました。結局、おのがため敷いた禁を自ら破ってしまうことと相成りました。これまた激烈な体験になりましたが、もう愚にもつかぬことを書くことはよします。そしてくどくどと反芻するのもやめます。その代わり、次は森鷗外に進んでみようと思…

読書妄想文――「日蝕」(平野啓一郎)を読んで (後編)

(前編をうけて続く) 興奮冷めやらぬままに書き連ねたら長くなったので、前後編と分け、少し日を置いて投稿しようかとも考えたが、もったいぶるほどのものでもないと思い直して、ここで上げてしまうことにする。 読書妄想文――「日蝕」(平野啓一郎)を読んで (…

読書妄想文――「日蝕」(平野啓一郎)を読んで (前編)

PC漬け生活と訣別してから18日ほどになる。この「IT機器の使用を一定期間断絶する」行為を称して「デジタルデトックス」ということを最近になって知った。 デジタルデトックスの副産物である12時間の空白の一部を、文芸によって埋めてみようという試みとして…

PCはぼくの救世主でもあった

PCを断ってから10日余になる。経過はまずまず。それにしてもこうして距離を置いていると、これまでの人生のいくつかの局面において、ぼくはPCとインターネットに助けられたことがあったのを思い出す。 前のエントリにおいて、PCをやめた理由を「進路と健康に…

PCやめました

1月24日をもってPC断ちを決意した。PCにだらだらと向かう習慣が生活リズムの崩壊や学業面の遅れの主因であり、このままでは進路や心身の健康に深刻な影響を残す可能性が高いと判断したためである。 ルールは「自分のPCを使わない」こと。自分が所有しているW…

やぎはかわいい。年末に博多の海の中道海浜公園でやぎとであってからYouTubeでやぎ動画をあさる癖がついた。 昨日友人の勉強に一区切りついたお祝いをしていたところ、つい飲み食いしすぎて吐いた。ここ最近飲んで吐くということが増えてきた。「老化は一時…

元旦以降しばらくだらだらと脳によくなさそうな過ごし方をしていた。生活は不規則で、頭がいまいちはたらかない。体脂肪の増加を文字通り肌で感じる(口角にかかる肉圧が高くなっているから)。部屋の空気はよどんでいる……。 後退・停滞ばかりでなく前進・変化も…

おじさんというガワをかぶりながら生きていくことは考えてみると結構難しそうである。実際に身近のおじさんたちやブロゴスフィアのおじさんたちを見ていても、中年男性であるという事実を理由にそわそわしてまるで居場所のないかのように振る舞う。話を聞く…

福岡さいっぺん来んとねいうけん

行ってきた。 山陽新幹線の車中より、福岡行きを思いつくままに振り返る。 テレビでみた博多駅前の陥没はすっかり修復されており、それと知らなければ何があったかわからないほどだった。もともと地下鉄だか地下街だかの延伸工事の最中だったらしいので、完…

ヨガの本質は「散漫」にあり

最近気まぐれにYouTubeの動画でお手軽ヨガを見よう見まねでやりはじめた。これがなかなか気持ちよく、手軽でよい気晴らしになってくれている。以前からときどきカジュアルにオーソドックスな瞑想をしていたのだけど、個人的にはヨガの方が合っていると感じる…

最近はもっと主体的に勉強しようと思って、マイペースにガロア理論をやっている。教科書ではすっきりしているように見えても、多分ここまですっきり整備するのにものすごい時間と労力とがかかってるんだろうなと想像する。あるいはフォン・ノイマンのようにも…

本当の優秀を前にして圧倒され苦しむ器用貧乏さんへ

器用貧乏という言葉がある。あるいはジェネラリスト、オールラウンダーともいう。能力的にバランスがとれていて、あらゆる分野において及第点からものによっては85点や90点くらいのパフォーマンスをこなせる人間が「なぜか」「不遇にも」能力を最大限活かす…

父が来たので久しぶりにどこかにでかけようということで、学校の近くにあるお気に入りのラーメン屋で昼食をとった後、学校の構内を案内し、ユネスコの世界遺産であるところの上賀茂神社に参拝した*1。上賀茂神社は小高い山の裾にあり、山との境目にある岩や…

数学的優越感レースを棄権したい

scribbling.hatenablog.com こちらのエントリに応援コメントをいただきました。ありがとうございます*1。 自分よりも「圧倒的にできそう」な人が目の前に現れて、しかもなんか他人(特に「格下」)に興味なさげな雰囲気出してて、取っつきにくそうで、自分なん…

「今日のよかったこと」習慣

前やっていたブログを眺めていたら、なにやらエントリごとに「今日のよかったこと」を3つあげるという習慣を実行していた。これはそれなりに効き目があったように記憶しているので、復活させてみてもいいかもしれない。 今日のよかったこと 体の拡大を楽しく…

Smiles of a Mother Who Has Been Through with Rape

I talked to a woman who had been raped before. I didn't ask any more special question than "Have you got a child?", which turned out to be a shocking story. She was raped by a guy whose friend she'd known, got pregnant and gave birth to th…

「きみが勉強する理由」は、たったそれだけでいいのかい?

学校で開催された就職説明会に参加してきた。もともとは「豪華食事」を目的にしてたんやけど、各企業の説明を聞くうちに、いまやっている勉強が案外先へつながっていくかもしれへんな~という可能性がほの見えた。企業での研究職というのは、徹底した成果主…

1日の締めくくりにふさわしい動画を見て、納得してから寝よう……と思っているうちに朝がきた。 思えば情緒の欠落した1日だった。バイトをこなして、少し勉強して、パソコンにかじりつくだけの平凡な時間を過ごした。いや、平凡は大抵そうで、それらを味わうた…

2016年訪れた街の総括

12月、すなわち1年を総括する時季がやってまいりました。たまには意識を内から外へ発散させようということで、今年訪れた場所を列挙し軽くコメントでも添えてみましょう。 ニュージーランド(北島) これはすばらしかった。特にロトルア(Rotorua)でのマウンテ…

人の内面を語るとき意識すること

人の思考、感情、思想、習慣、欲望、規範意識……そういうものがおもしろくてたまらない。結ばれずに消える言葉、表現の裏にある心にきちんとした骨を与え、肉付けをし、磨き上げるプロセスは無限の刺激と達成感とをもたらしてくれる。「相互理解への努力」と…

戦時中でも空襲があっても笑いあう日だってあった

友人に誘われるままに『この世界の片隅に』を見た。ぼくはこの映画を見て学部1年生のときに一般教養として受けた「民俗学1」の講義を思い出した。普段あまり映画を観ないが、よい機会なので拙いながらも感想を書いてみる。ネタバレはほとんどないと思うが、…

ぼくはぎりぎりを生きてきた若者だから

ぼくは自分自身を大いに愛されて育ってきたと判断している。そしてこの「無償かつ無条件の愛を注がれて育ってきた感」が時々しみ出しすぎて、offensiveになるきらいがあるという自覚がある。まあそういった個人的な悪い癖については都度修正をかけていくとい…

「自分が打ち込んでいることに対して、どのような取り組み方があるだろうか」というたわいない疑問がふと頭をよぎった。直ちに思いつく方向性はふたつ。ひとつはいわば「競争志向」で、他人と意地を張り合いながら勝った負けた、悔しい誇らしいを繰り返し、…

海外旅行の楽しみは地元のスーパーマーケット巡り

わたしにとっての海外旅行の楽しみはスーパー巡り。どの国のどの地域でも地元のスーパー巡りだけは外さない。 「スーパーなんて世界共通どこもおんなじ」ではない。わたしは中国、イギリス、ニュージーランドへ行ったことがあるのだが、いずれの国も日本のス…

サウナに入るともう気が狂うほど気持ちええんじゃ

サウナ、誘われて行ってみたのですが、なかなかいいものですね。前はスーパー銭湯に行ったときに気が向いたら入ってみて数分して適当にあつくなったら出て終わり……だったのですが、どうやら正しい入り方というものがあったようで、週に4回サウナに入るという…

反対方向の道を知ることは地図を広げるために役に立つ

saavedra.hatenablog.com どうなのでしょうね、実際のところ。「夢や願望を成就する」といった自己啓発本とはまるで逆方向の仏教の本が売れている。この現象を過去から現在にわたる社会のありかたの変化と照らし合わせて捉えようとすると、「夢や願望を一度…

「一目置かれなくては集団になじめたことにならない」という思い込みについて

承認を所属感を得る手段として使い続けると、承認が得られなくなったら直ちに行き詰まるし、承認してくれる集団の中でしか生きていけなくなり、人間関係の豊かさに影響を及ぼしてしまう。ここに、「承認を所属感を得る手段として使い続ける」とは「その集団…

ぼくは保護する役目を引き受けることに一度失敗しているわけだけど

"保護する側"と"保護される側"が規定された関係というのは、かねてより多くの人を魅了し、同時に苦しめてもきました。ちまたでは美化されて文芸作品となったり、あるいはやれ毒だの不健全だの共依存だのと叫ばれたり、はたまた育児ブログに悲喜こもごもを綴…

「処女信仰」は「処女厨」とはもう全然ちがうねん

処女信仰という言葉を、単なる潔癖症に過ぎないと軽んじていたところがあったのですが、次のQ&Aがそれを考え直すきっかけを与えてくれました。 oshiete.goo.ne.jp 非処女の女性に対する価値の低迷は、「貞操観念の低さ」や「判断力の低さ」つまりは時流や周…

「おもしろさ」や「魅力」を探し求めて息切れしてませんか

「あなたのことが好きですよ」 「あなたから独立していますよ」 この両者のバランスがとれている状態が、いかなる人間関係においても快適さに直結していると最近感じる。ともすると私は「おもしろさ」「魅力」といったものにとらわれて、勝手に息苦しくなっ…

勉強をする理由ではなく勉強で感じられる意味を――学歴社会と学歴文化をうまく生き抜くために――

www.ikemenmusuko.net ta-nishi.hatenablog.com 問題とするところが「学歴社会そのもの」なのか、「学歴社会を内在化させた結果苦しむ個人」なのかはきちんと分けて考えといて~*1、というのはとりあえず突っ込ませていただくとして。 学歴文化、あるいは学…