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飛田一夕物語

大阪は西成、関西の肝に、飛田新地という料亭のたくさん並んだ区画があります。その料亭の入口に、別嬪さんと愛嬌たっぷりのおばちゃんが大抵ふたりひと組で座っており、おばちゃんのほうが「おにいちゃん、こんな可愛い子、ほらこっち見たげて」と、どうや…

今日も何もないすばらしい1日だった。いや、本当はもう少し書くことはあっただろうが、認知症について考えすぎて、忘れてしまった。 『痴呆を生きるということ』という本を読んでいた。学校附属の書店で古書フェアをやっているときに手に入れたやや古い本な…

心の騒いだ読書月間

2月はいつになく読書に凝った月だった。これまたいつになく作りはじめた読書カードによると、今月は少なくとも8冊を読んだということになる。いっぺんにこれだけ本を読んだことは、これまでの人生を振り返ってもない。 一方で、「日蝕」の長文エントリに象徴…

お前のオナニーをみているぞ

また別の平野作品を読んだ。「分人主義」なる思想を明確に意識して書かれているというが、それをぼくは感じることはできても語るを得ないので、置いといて自分勝手な文脈で思いつきを書く。相変わらず鋭くみずみずしい描写で、「あなた、実は登場人物でしょ!…

PCはぼくの救世主でもあった

PCを断ってから10日余になる。経過はまずまず。それにしてもこうして距離を置いていると、これまでの人生のいくつかの局面において、ぼくはPCとインターネットに助けられたことがあったのを思い出す。 前のエントリにおいて、PCをやめた理由を「進路と健康に…

本当の優秀を前にして圧倒され苦しむ器用貧乏さんへ

器用貧乏という言葉がある。あるいはジェネラリスト、オールラウンダーともいう。能力的にバランスがとれていて、あらゆる分野において及第点からものによっては85点や90点くらいのパフォーマンスをこなせる人間が「なぜか」「不遇にも」能力を最大限活かす…

「きみが勉強する理由」は、たったそれだけでいいのかい?

学校で開催された就職説明会に参加してきた。もともとは「豪華食事」を目的にしてたんやけど、各企業の説明を聞くうちに、いまやっている勉強が案外先へつながっていくかもしれへんな~という可能性がほの見えた。企業での研究職というのは、徹底した成果主…

ぼくはぎりぎりを生きてきた若者だから

ぼくは自分自身を大いに愛されて育ってきたと判断している。そしてこの「無償かつ無条件の愛を注がれて育ってきた感」が時々しみ出しすぎて、offensiveになるきらいがあるという自覚がある。まあそういった個人的な悪い癖については都度修正をかけていくとい…

「自分が打ち込んでいることに対して、どのような取り組み方があるだろうか」というたわいない疑問がふと頭をよぎった。直ちに思いつく方向性はふたつ。ひとつはいわば「競争志向」で、他人と意地を張り合いながら勝った負けた、悔しい誇らしいを繰り返し、…

海外旅行の楽しみは地元のスーパーマーケット巡り

わたしにとっての海外旅行の楽しみはスーパー巡り。どの国のどの地域でも地元のスーパー巡りだけは外さない。 「スーパーなんて世界共通どこもおんなじ」ではない。わたしは中国、イギリス、ニュージーランドへ行ったことがあるのだが、いずれの国も日本のス…

サウナに入るともう気が狂うほど気持ちええんじゃ

サウナ、誘われて行ってみたのですが、なかなかいいものですね。前はスーパー銭湯に行ったときに気が向いたら入ってみて数分して適当にあつくなったら出て終わり……だったのですが、どうやら正しい入り方というものがあったようで、週に4回サウナに入るという…

反対方向の道を知ることは地図を広げるために役に立つ

saavedra.hatenablog.com どうなのでしょうね、実際のところ。「夢や願望を成就する」といった自己啓発本とはまるで逆方向の仏教の本が売れている。この現象を過去から現在にわたる社会のありかたの変化と照らし合わせて捉えようとすると、「夢や願望を一度…

「一目置かれなくては集団になじめたことにならない」という思い込みについて

承認を所属感を得る手段として使い続けると、承認が得られなくなったら直ちに行き詰まるし、承認してくれる集団の中でしか生きていけなくなり、人間関係の豊かさに影響を及ぼしてしまう。ここに、「承認を所属感を得る手段として使い続ける」とは「その集団…

ぼくは保護する役目を引き受けることに一度失敗しているわけだけど

"保護する側"と"保護される側"が規定された関係というのは、かねてより多くの人を魅了し、同時に苦しめてもきました。ちまたでは美化されて文芸作品となったり、あるいはやれ毒だの不健全だの共依存だのと叫ばれたり、はたまた育児ブログに悲喜こもごもを綴…

「処女信仰」は「処女厨」とはもう全然ちがうねん

処女信仰という言葉を、単なる潔癖症に過ぎないと軽んじていたところがあったのですが、次のQ&Aがそれを考え直すきっかけを与えてくれました。 oshiete.goo.ne.jp 非処女の女性に対する価値の低迷は、「貞操観念の低さ」や「判断力の低さ」つまりは時流や周…

「おもしろさ」や「魅力」を探し求めて息切れしてませんか

「あなたのことが好きですよ」 「あなたから独立していますよ」 この両者のバランスがとれている状態が、いかなる人間関係においても快適さに直結していると最近感じる。ともすると私は「おもしろさ」「魅力」といったものにとらわれて、勝手に息苦しくなっ…

自己実現の手段としての性風俗産業に対して思うこと

経済的な事情とは関係なしに、自己実現の手段として性風俗産業の世界に入るということ。ものすごいことだと思う。家族に裸を見せることすらためらう僕にとって、そんな風に自分のあられもない姿を全世界に向けて開くということは、少なくとも言い訳なしには…

ポケモンのタケシはなぜブリーダー志望なのか

ポケモンにタケシっておるやんか。彼の夢が「ポケモンブリーダー」になることっていうのはしばらくアニメ見てたことある人やったらだいたい知っとると思うんやけど、さっきその理由を思いついてしまった。 タケシ、エロいから。 繁殖大好きやねん。 ジョーイ…

本気の幸せ: そんなものに心身を託してみるという経験

本気の幸せゲットだよ!! プリキュアといえばなぎさちゃんとほのかちゃんが出てくる初期かせいぜい次作のMax Heartくらいまでしか出てこない(それもろくに観たわけではない)ので、内容どころか登場キャラも知らない。ただ、このOP Let's フレッシュプリキュア…

俳句に期待できる効能

久しぶりに俳句や生花の査定番組「プレバト」を見かけた。査定を通してそれぞれの世界を味わうための感性や視点が養えるようでおもしろい。特に俳句の方は花とちがって事前準備がいらないので、やろうと思えば手軽に始められる。以下はある一般的なお茶の間…