500-1000

浅草を適当に歩く

彼女と浅草へ散歩に繰り出した。なんとなく腹を空かせながら縦横に張った商店街をめぐる。メロンパンの匂いに引き寄せられたり、もんじゃ焼きの店のメニュー看板を読んでみたりする。関西にいたころたまに行った京都の新京極やら寺町のようなノスタルジーを…

------ 再開 ------

そろそろいいかなと思ってまた公開設定にする。大学の友人に、投稿する記事を逐一いじられるのがいやになって非公開設定にしていた。最後の記事が 2019 年 8 月 1 日とのことで、かれこれ 3 年近くやめていたことになる。 このところまた表現する場がほしく…

長らく更新をさぼってきたが、 いままた折に触れて更新をしていこうという機運が高まっている。 書きたい、 書くのだという意思がいま明確にあるというわけではない。 ただ久しぶりに気まぐれで本やら人のブログやらを読んでみたときに、 漠然とまた人生のこと、 …

ニケとゼロとで平壌冷麺をいただいてきた。ちょうど昨日は平均的な人間の平熱よりも2度ほど高い、発狂ものの猛暑日だったので、気候を含めておいしく食べられた。スープは酸味がきいてあっさりで、麺はおそらくこれまでの人生で食べてきた中でいちばんシコか…

昼に短時間バイトをこなしてから、発表の準備をしたり、その合間休憩にNK-POPを歌ったりしていた。ブログを更新しようとも思ったが、書けないまま画面の前で自分がフリーズするというおなじみのパターンを繰り返していた。書きたいことがないわけではないが…

それは誰のせいか それは誰の手柄か

実際、自分の人生の成功や失敗はどれくらいまで自分自身の責任であるのだろうか。どこまでを自由の因果として引き受けるべきで、どこから手放してよいものか。 例えば、意識の間隙を巧妙にすり抜けてわたしをいましめているように見える呪縛(dead dogmata)、…

技能教習を受ける。いよいよ練習の総集編たる検定コース巡りがはじまった。場内は狭いから合図を出すのがおくれてしまいがちだ。曲がったら直ちに交差点という箇所がいくつもあるので30m手前も何もあったものではない。結局経路と手順を暗記するよりしかたな…

性において精進鍛錬せねばならない

ぼくは、性においては人一倍傷を負ってきたと考えている、そのような節がある。性についての傷跡は敏感で、そこへ苦情が入ったりすると、それがたとい冗談めかしたものであったとしても、容易に心神を摩耗するというような心理上の弱点をなしている。苦情が…

ここ1週間ほどはやや忙しい日が続いており、今日ようやくまともな休息日を得て家でゆっくりしている。この後また用事があるので出かけることになっている。具体的に何をしていたか、少しく書き連ねてみる。強いてくだくだしく文章の体をとったところでむなし…

このところ、信頼を置くとか自分をゆだねるとか、そのような標語がしばしば脳の中心部を占めていた。自分はまだうちにひきこもっている、人を信頼できていない、自分のからを破れていない、どうにかしないといけない、と。ところが、この信頼とか委ねるとい…

ぼくはもともと普段から自意識におぼれているというわけではないのだが、いかんせん、何かを自由に書くとなると、どうしても自分のことを書かずにはいられないように思う。いや、自分から離れたことを書くことができない。学校の課題として何について書けと…

MT技能教習と関西おばちゃん教官の豪放な励まし

明日、というよりも今日この後2回目の技能教習がある。あれは見た目以上にデリケートで難しい。クラッチの操作が半クラやらなんやらでトリッキーであることは承知していたが、いやいや、それ以前にアクセルの踏み方からして繊細さを要求される。ゴーカート気…

小遣いを受け取る心苦しさを書きかけて

昨日はお小遣いを受け取るときの心苦しさを中途で書きさした。いまこの書きさしたという事実を記すのでさえ、相当なためらいをもってしている。借り物でもなければ、何かの対価でもない、使いみちも指定されていない、ただひたすら受け取り続けるだけの金。…

なんだかんだ言って、それって「自己弁護」じゃないの??

中高時代からの友人と飲んだ。彼は、今年の春から修士過程でうちの大学でドイツ思想を中心に研究を進めている。思想というからには哲学にも当然触れないわけにはいかず、したがって(まだ初学者ではあるようだが)ヘーゲルなどをやっているらしい。 哲学をやっ…

信頼できる人たちに恵まれて、はじめて自分自身でいられる

信頼を置ける人たちがいてくれるということのありがたさを痛感する。はるか昔の漠然とした不安感・孤独感・雑踏の中で自分の居場所が見いだせないという苦しい状態から、少しずつではあるものの脱却しつつあり、それに伴って視界がクリアになっていくのを感じ…

大会に出て、予選落ちした。負けたのは試合後の感触で予想していたこともあってすんなり受け容れられたが、結果を見てみると僅差で負けていることが判明した。悔しいというよりも、パートナー(優秀)に対して申し訳なく思う。その僅差というのが、4試合のうち…

1 on 1 でする恋愛などというものは、到底ぼくの手に負えないように思われる。そういう感覚に常づね物陰から見張られ、つきまとわれてきた。 いざその感覚に向き合って分析しようと奮起すると、たちどころにその感覚そのものが薄らぐ。それに取って代わって…

長らく懸案であった教習所の申し込みを今日ようやくすませた。うまくやれば一応裸眼でも免許が取れる程度の視力だったようだ。なるべく裸眼で資格を取っておいて、実際上は矯正して運転したい。種別はマニュアル。 1週間ほど前から『カラマーゾフの兄弟』を…

はじめてのジム

このごろトレーニングをたしなんでいるというニケの友人とそのトレーニング仲間について行く形で、学校附属のジムにはじめて行ってみた。しっかりスポーツウェアを着用している体育会会員や、ラフな格好だが屈強そうな留学生が出入りする中で、自分ひとりだ…

釜玉チキンラーメンなるものが存在することを教えてもらった。チキンラーメンを1分ゆでて、ゆで汁を捨てて、麺に生卵をかけて、お好みのトッピング(のり、ごま、ねぎなど)を添えて終わり。簡単でおいしい。おつまみにぴったり。 それから人生初のビアガーデ…

映画を観におでかけ

連れがぼくの誕生日プレゼントにといって新しい服を上下でかってくれた。おそらくアニメの影響で(本人談)黒シャツが好きだということで、その意向をくんで選ばせてもらった。気障になってしまいそうで自分からは手を出しづらいジャンルだ。普段はつい柄付き…

久しぶりのサークル活動

10時から久しぶりにサークル活動をした。出席者が4人*1だけだったので2回練習をやった後、のんびりしゃべっていた。雑談の中にも勉強になることがたくさん詰まっている。学期中の通常練習はもっと機械的でせわしなく進行、解散といった感じだが、本当はこう…

数か月ぶりにゲーム実況などを見ていた。据え置き型ハード自体長らく手許になく、実家にもっているのも最新でPS2ないしはGCという、やや隔世の感のあるラインナップである。ゲーム機事情もさることながら、ぼくはホラーゲームに興味があるにもかかわらず、お…

きみはなぜ

本日は終戦記念日である。この2日間で、何度胃に鉛を感じ、脚が棒になり、重力加速度が倍加したか知れない。あらゆるものから解放されたいまはもっと勉強をしたいという気持ちがある。しかし、先のことはまだ何もわからない。もう2週間すれば虚無の世界に生…

われわれが商店街で消しかすをまき散らしている間に、世間は野焼きなどによって先祖の霊魂を見送っていた。それが終わって、今日ようやく復活した図書館に先陣を切って攻め込み、われわれ式の闘争をしていた。昼は野菜たっぷりのカレーをご飯300gから500gに…

友人が断続的に泊まりにきて、ふたりで関数解析をがりごり進めていた。 関数解析 共立数学講座 (15) 黒田 成俊 起きたら近所のファミレスでご飯を食べて関数解析、コーヒーを飲んで関数解析、夕飯を食べて関数解析。とても楽しかった。放課後の教室に居残っ…

北朝鮮グルメに興味がわく

この後に午前起床を要する用事があるので、さっと書いて寝る。 今日は終日家を出なかった。それ自体は特別なことではなく、休みの日は大抵家にいる。家にいても生活できてしまう。家を出ないとやる気も出ない。しまりがない。勉強しながら北朝鮮の旅行記を読…

ごめんなさい

『善の研究』を読んでいる。戦前は大学生の必読書だったというが、今日ではどうか。 善の研究 (1979年) (岩波文庫) 西田 幾多郎 ぼくは哲学のことはまったく知らないが、これを哲学書としてよりは「いかに生きるべきか」を説く人生論のようなものだと思って…

おじさんと若者

ゼミの飲み会があった。ピッチャーでくるビールをなみなみとグラスに注ぎながら、アニメの話、部活の話、海外の文化の話、先生の経歴の話……と話題はうつろう。みな普段はあまりしゃべらない(しゃべるきっかけがない)し、話すのは数学の話ばかりなので、数学…

人ががんばっている話をきくのがすき

先日、サークルのメンバーが主催する「留学生交流会」に参加した。まあ日本に留学しに来ている学生が来て英語かなんかでしゃべるんやろと思って行ってみると、実は「留学生経験者が留学希望者と相談・談笑する会」であったことが判明した。他の参加者・主催者…