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句点病

内観

 僕は"句点病"にかかっている。"句点病"とは、必ず各文末に句点を据えなければ動悸・息切れ・意識障害等を引き起こし、最悪の場合死に至る病気である。プログラマーにありがちとされる「半角全角混交数列を見ると目が腐る病」に近い。公式の文書では役立てられることがあるかも知れない*1が、ツイッターや家族間のメールなどのカジュアルな場ではしばしば必要以上の重みをつける原因となり、「この人危ないのでは」という印象を与えるなど、見かけ以上に深刻な害をもたらしている。

 

"句点病"の感染源は、"共依存病"の感染源と同じである。感染経路は「ちゃんと文末にまるつけたほうがいいよ。大人になったとき困るよ」というお節介メールである。その「まる」から離れられなくて困ってるんですが。

 

しかし、句点病も悪いことばかりではない。必要以上の重みは、存在感を増すという役割を果たしてくれる。どんな軽いノリで軽い発言をしようが、句点はそれをしっかり地に結びつけてくれる。また、句点をつける行為は投稿の直前にひと呼吸つかせるはたらきがあり、ユーザーの不用意な発言を抑制するというメリットがある(要出典)。

 

病状にも波があるので、句点を忘れたとしてもそこまで重篤な症状を引き起こさずに済む場合もある。

 

"句点病"とはかれこれ5年ほどの付き合いになる。根治はおそらく困難で、それが必要であるかどうかも疑わしい。いずれにせよTPOをわきまえたパンクチュエーションを心がけ、「まる」と健全で適切な関係を築いていきたい。

*1:"句点病"は小見出しへの句点をも要請するので困ることもある