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ぼくは君らが優勝した話で十分満足や……

エチケット袋 日記

今日は時給の安い方のバイトを3時間ほどやった。ぼくの集中力の持続時間、金銭的報酬、やりがい、その他副次的効果*1等を、もっぱら主観によっていい加減に総合すると、この「パリッと2-3時間」は「だらだら5時間」をはるかに上回る圧倒的充実感をもたらしてくれる。もっとも、この感覚は新しいシフトの組み方より本質的に誘導されるものというよりは、むしろ単につい最近シフトの組み方が変わった、その「変化」自体が引き起こすありきたりの新鮮さにほかならないのかも知れない。しかし、新鮮さ、刺激に引っ張られてばかりいると、ぼくは行く末に破滅を見るのではないかという、いまいち根拠ははっきりしないが、だからこそかえって恐ろしい、そういう風な予感がある。見極め、分析が必要である……というよりも、充実感を持続すべく、きちんと人並みの生活を送れというひと言に尽きる。いやしかし、それがどうしてなかなか難しいものなのだ……。


さて、この前置きという名の照れ隠しをしながら、本題に入るに、ますます青年らしいgreenでvulnerableな内面の吐露に移行するか、はたまた安居酒屋で散見されるdirtyでobsceneな学生のノリを発揮する方面で行くか、というところで迷っているのだが、効能書きは十二分なのでとにかく書き始める。また「続きを読む」で封をしておく。


苦手な人には苦手な話題だと思われるので、気をつけていただきたい。「これ、ダメなやつかも」と思ったらちゃんとペケをおすこと。要するに、露骨な性欲の話があらわれる。

 

 

日本語で「さえずり」と訳されるオンラインサービスに、某女子大生というアカウントがあり、この度はどこかメディアにも取り上げられることになったとかなんとかで、半信半疑に驚いている。というのも彼女は自称「○ドカタ」、彼女の投稿はいわく「ち○ぽの食べログ」であり、決めぜりふは、多すぎてあげきれないが、例えば「東大理IIIチ○ポで優勝」などである。彼女のつぶやきと比較すれば、色気づいた少年・少女向けのマンガは総じて道徳の教科書である。To Loveるが『純粋理性批判』に見えてくる*2


実を言うと、彼女に限らず、そういうノリのキャラないし妄想は、ここ数年来のぼくの好み……というよりほとんど弱点であった。成人向け同人漫画家で言えば、まあ、水龍敬さん( http://www.pixiv.net/member.php?id=321517 )とかTANAさん( http://www.pixiv.net/member.php?id=1780304 )とか、そのあたりの雰囲気に誘引されやすい、といえば、わかる人にはわかり、わからない人にもGoogleまたはpixivしていただければわかるのではないだろうか。


淫乱キャラに限らず、元来、ぼくはヤバい、社会的にはほとんどタブー、毒とされるような価値観に、妙に引きよせられてきた。毒を摂取し、めまいを起こしながらも毒に慣れ、ようよう毒を克服し、最後に毒を一応我が物とする*3ということを断続的にやってきた。若者は純粋で、極端なものがお好きなのだ。

 

しかし、かなしいかな、肉感きわまる空想もタマに瑕。某女子大生の投稿に、このようなものがあった。

 

ちんぽがお酒を飲みすぎてホテルで十分に勃たないチングダが多い。膣ドカタからのお願いだが、チツモクでまんこと飲むならせめてホテルでフル勃起できるよう自分の体質を把握して飲酒量を調節してほしい。センターで800点以上とったエリートちんぽの皆さんならそれくらい出来るはず。お願いします。

 

「誰が聞きたいねんそんな情報」という話で大変恐縮なのだが、ぼくは素面のときですら、肝心の「戦闘能力」に難があるようなのだ。ぼくは、もう、割とダメなのだ。これは、半分は笑い事で半分は泣き言である。このことに思い至ってしまうと、胸中に充満していた空想は直ちにしゅるしゅると抜け出でてしまう。

 

scribbling.hatenablog.com

 

来阪していきなり飛田で2回戦までこなしたり、2日続けて訪れたりするほどの甲斐性と精力とをふたつながらに具えたたくましき「同志」たち……を見送ったあと、金も精もないぼくのようなぬけがらは、嬢やお運びさんに無用の期待を抱かせぬためにも「もう、お料理はいただきました」という笑顔で足早に遊郭を去るのが人の道だと思われた。

 

もっとも、店に入りもしないのに彼らについて行ったのは、ぼく自身が「他人の性欲にそそられる」タイプであり(自身の無能の裏返しなのか!)、したがってもっぱら自分の意思でついて行くと言い出したからであるので、そのことについて恨みは一切ない。「いま、彼らはSEXをしてるんやな」と思うと、なんだか自分事のように一瞬ときめくことができた。そして、彼らは満足のいく結果を得られたと言っていた。ぼくはそれで満足なのだ。

 

他人のセックスで擬似的に満たされようとする、などというのは、惨めなようで、実際ちっとも惨めでないといったらウソになるが、ないものをねだってもしようがない。ないならないで、どうにかやっていく処世術を身につけるのみ。

 

ぼくはそういう意味で同年代の20年先を生きているような心持ちがする。

*1:気分転換、外出・食事のきっかけ……

*2:あまり調子に乗って知ったか芸を打ち過ぎると斧が飛んでくるかも知れないので、この辺でよしておこう

*3:身につけて他者や社会に行使するということではなく、自分のイメージや感覚の及ぶ範疇におさめること