神社をはしご

北野天満宮下鴨神社などに詣でた。天満宮の方はなにやら縁日だったようで、春休みの土曜日であることとも相俟って、境内は老若男女国籍の如何を問わず人であふれかえっていた。目的は弟のお礼参りだったので、それだけ済ませて屋台は全スルーした。

 

下鴨神社はもののついでに観光という名目で訪れた。下鴨神社糺の森という社叢林が残されていて*1、一般の参拝客もその一部を散策することができるようになっているので、とても気に入っている。夏はこの林のおかげで境内が涼気に包まれていて、いっそう神聖な雰囲気が感じられる。帰りに下鴨神社のすぐ近くにある「加茂みたらし茶屋」という店でみたらし団子をテイクアウェイで買った。熱々のものを受け取って、家につくころには冷えているかと思ったが、食べてみるとまだほんのりあたたかかった。たれのほどよい甘さと団子の焼け目の香ばしさがとてもおいしかった。祇園にも有名なみたらし団子の露店「みよしや」があるが、久しぶりにそれも食べて、味くらべしてみたい。

 

この間買った英語史の教科書をひととおり読み終わって*2、また余計な本を買ってしまった。今回は『善の研究』。書名だけは以前より知っていて、ふらり立ち寄った本屋で衝動買いしてしまった。割と堅そうな内容だったが、文体がいい感じにそそるので、最後まで楽しく読める……と思う。

*1:昔は原生林にせよ人工林にせよ必ずどの神社にもあったらしい

*2:英語の文法や発音で「なんでやねん」と立腹した人は読んでみると気持ちが楽になるかも