抹茶をのむ

コーヒー用の牛乳が切れていたので買いに行った。帰ってくると袋の中からなぜか抹茶とヴァッフェルも出てきた。ある時期、おばあちゃんが買ってきてくれた抹茶を、味もわからないのにひたすらただ癖になったように点て倒していたことがあった。あれは30gの缶で1300円ほどするもので、今度自分が買ってきたのは700円ほど。比較的上等のものをさりと意識せずがぶ呑みしていたという事実がいよいよ明らかになって、慄然とする。

 

普段コーヒーは1回にマグカップ1杯喫むので、抹茶の茶碗に少しというのがどうも物足りない。ぼくは欲張り。

 

やはり抹茶は苦い。普段コーヒーに砂糖とミルクを入れる習慣はあるものの、ブラックで飲むのも嫌いではない。多分コーヒーを楽しめる味覚はできている。抹茶はまだわからない。昔、茶は万能薬として服用されたといい、また良薬は口に苦しともいう。そう考えると、ぼくはまだ抹茶を「服」んでいると記すのが適当かも知れない。これから時間を味方につけて量と回数を飲んでいく必要がある。いずれ嗜好品として、タバコを喫むように喫めるようになりたい。タバコ吸わんけど*1

*1:居酒屋などで興味本位で人にもらっていたらくせになりかけたのでもう控えている。タバコは今後流行る見込みがないので、いまさら沼にハマると後が苦しいに違いない……