サークルに参加してみた

国際交流系のゆるいサークルに参加した。ゼミの顔合わせが少し長引いたので開始時刻に間に合わなかったがあたたかく迎え入れてくれた。とりあえず英語やら日本語やらのチャンポンでしゃべっていたら2時間が経っていた。楽しかった。学校やら娯楽番組やらで大量に摂取したアメリカ英語を、心持ち容認発音で希釈した程度のなんちゃってイギリス英語だが、話し方がダニエル•ラドクリフみたいだと言われると顔がほころぶ。

 

やはり所属である。この頃何かにつけて所属所属とバカのひとつ覚えのようだが、一見意味に乏しい消費的な群れでも、群れているだけで安定し、それだけで明日への活力に繋がっていく。ほんまかいな。

 

数学に向き合い続けると否が応でも意識が「限界」に毒されてしまい、機能低下を引き起こす。本当は少しずつでも壁はメリメリ外側へ広がり続けているはずなのに、自分の「もっと前へ進まねば」という欲求が先んじて現実の端に到達しまう。その状態で放っておくと、劣等感とか被害妄想とか無価値感とか、とにかく惨めなほうへと進んでまことろくなことがない。

 

幸いにしてゼミのメンバーとの親睦会なるものが開かれるらしい。なれば少なくとも潤っていくことを志向していると考えてよいはずだ。先方とどれくらいお近づきになれるか、またそうなりたいと思われているかは未知数だが(他人と関わるのが苦手だと感じている人に無理やり近づくのはよくない)、とにかくこれを機に1年を共に過ごす仲間と打ち解けられたらいいなと思う。

 

にんげんがさき、すうがくはあと。