わからない

月末なのでそろそろ報告書を書かねばならないが、いかんせんPCの機嫌が悪い。サークルの大会が終わったらひと息つけると思っていたが、人生は続く。外界はぼくを動かすが、ぼくは外界に作用できるだろうか。ひと頃ほど自分で自分をダメになってしまったと強く決めつけてはいないが、その頃自分に押した烙印がときどき疼くように「やっぱあかんのかな」という心のささやきがきこえてくる。何に対してということはない。そんなことはないとわかっているが、この世に共鳴できる対象が存在するのか、あるいはそんないるかわからないようなものに頼ろうとするのが間違っているのか。どうも頭が悪くなっているように感じる。歩いていてもふわふわ漂っているようで、前後不覚というほどでもないが、いまいち実感を欠く。学校から駅までの距離が日によって違う。よくわからない。自分でよくわからないことにしてしまっているのかもしれない。手がかりがほしい。

 

銀の匙を読んでいる。よい。