そこそこ上等な居酒屋で慰労会をやった。唐揚げ、天ぷら、野菜炒めとありとあらゆるものを注文し、その店でのむこと自体がすでにちょっとした贅沢であるにもかかわらず、あえてさらに贅をきわめようと1杯700円ほどする日本酒をがぶがぶのんだ結果、トイレに駆け込むハメになった。またやらかした。二度とアルコールを口にするものか。

 

これまで多忙を極めた生活が一気にゆとりに満ちたものになった。気楽だが、このままでは不健康で空疎なサイクルにのみこまれてしまいそうだ。何かまた有意義なもので埋めていかなければ。そういえば自転車で爆走したいと思っていた。友達とゆったり数学をやったり酒をのんだり過ごすのもいい。消費的にはアロマに興じるのも悪くない。白檀の甘くからっとしたアジアンな香りが恋しい*1。英語もしゃべりたい。

 

実りあるものにするには、休暇はあまりにも短い。わかってはいるが、いやわかっているだけに、捨てなければならない選択肢に未練が残る。よくばりなのだ。

*1:インドで伐採が制限されてから価格が高騰してしまって、長らく入手できていない