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学校へ寄るついでに本を買い込んだ

日記

学校のパソコンを使うと年間で200枚まで印刷できるのだが、ぼくは友人にその印刷枚数を譲渡するために片道1時間かけて登校した。

 

着いたのは昼頃で、外は晴れとも曇りともつかず、時折細雪がちらついていた。季節のことはよくわからないが、この間際立って暖かい日(後に春一番と称することを知った)があったことは覚えていたので、今日もそうに違いないと思い込んでいただけに、やや残念な心持ちになった。

 

友人は印刷を終えたあとすぐゼミがあると言って、立ち去ってしまった。友人のためなら寒空の下馳せ参ずるに吝かではないとはいえ、たった10分で、しかも手ぶらで帰るのはあまりにもったいなく感ぜられたので、附設の書店で新たに小説や新書を買い込むことにした。

 

今回は思い切って三島由紀夫太宰治といった、「危なっかしい」と修飾したくなる小説家の作品に手を出した。これらについても読んだら読んだとだけここに報告する心算でいるが、もしかすると、妙に感化せられて素人の熱弁を振るい、後に悔やむこととなるかもしれない*1。他に、以前幾度か触れた「分人主義」の本や、認知症との付き合い方の本など、興味の赴くままに手を伸ばした。

 

暗算はまったく得意ではないが、3000円くらいであろうとあたりをつけて、チェックアウトしに行った。

 

パソコンをやめてから3週間ほどになるだろうか。実のところ、仕事以外の用途、すなわちブログの細かい記事編集のために立ち上げたことが1度あったものの、それでも毎日あの画面に被曝していた頃を思うと、憑き物が落ちたようにパソコンと冷静に向き合えるようになった。少なくとも、12時間もの間、目的を欠いたまま脳を電光に浸し続けていた日々に戻りたいとは思えない。十分な睡眠時間を取り戻し、ずっとクリアにものを考えられるようになった。

 

 

合計4550円だった。

支払いを済ませて外に出ると、まだ雪がちらついていた。

*1:すでに文体が病気に罹ってるやろという意見もありますが、ここまで書いてしまったからには後に引けない