安い方のバイトを5時間やった。東京行きで貯蓄の大部分が消滅する予定なので、この5時間も実質マイナスの補填以上の経済的意味をもたない。17時に帰ってから1時間ほど昼寝するつもりが、世にいわゆる春眠効果によって、目が覚めたら21時を回っていた。

 

そろそろ魚釣りをはじめてもよい頃かも知れない。今シーズンこそでかいブラックバスをたべるぞ。

 

気まぐれにメールを発掘した。今度は送信済みメールの方を重点的に見た。句点病の感染源がわかった。

 

M
明日
10日やね。
どうするの?

 

ぼく
S?*1


違うよ。
忘れたのならもういいよ。
この話なかったことにして。

 

それについては言ってるとおり
Mちゃんが来てもいいなと思うなら来て

 

別に行ってもいいよ。

 

そっか
じゃあ一緒にいこう

なんで句点つけてるの?

 

句点つけるのおかしい?
普通日本語でも英語でも文章に句点あるでしょ?


いや、おかしくない
あなたの言うとおり

 

おそらく10日に何か小さい約束なり記念日なりがあったらしいが、その内容をぼくが思い出せなかったことで機嫌を損ねてしまい、あたふたしている様子。とはいえ、こんなしょうもないことだったんだなあ。この後彼女とは関係のないところで句点病をこじらせたのだろう。要するに単なる個人的な趣味にすぎなかったということがわかった。

 

メール発掘しているとMとのやりとりよりも、それ以外の人たちとのやりとりを見る方が、ぼくが相当心配をかけていたことを再発見してしまい、心に刺さる。できることなら元気になったいまの状態で会って感謝の気持ちを伝えてみたい。

*1:友人の名前

神社をはしご

北野天満宮下鴨神社などに詣でた。天満宮の方はなにやら縁日だったようで、春休みの土曜日であることとも相俟って、境内は老若男女国籍の如何を問わず人であふれかえっていた。目的は弟のお礼参りだったので、それだけ済ませて屋台は全スルーした。

 

下鴨神社はもののついでに観光という名目で訪れた。下鴨神社糺の森という社叢林が残されていて*1、一般の参拝客もその一部を散策することができるようになっているので、とても気に入っている。夏はこの林のおかげで境内が涼気に包まれていて、いっそう神聖な雰囲気が感じられる。帰りに下鴨神社のすぐ近くにある「加茂みたらし茶屋」という店でみたらし団子をテイクアウェイで買った。熱々のものを受け取って、家につくころには冷えているかと思ったが、食べてみるとまだほんのりあたたかかった。たれのほどよい甘さと団子の焼け目の香ばしさがとてもおいしかった。祇園にも有名なみたらし団子の露店「みよしや」があるが、久しぶりにそれも食べて、味くらべしてみたい。

 

この間買った英語史の教科書をひととおり読み終わって*2、また余計な本を買ってしまった。今回は『善の研究』。書名だけは以前より知っていて、ふらり立ち寄った本屋で衝動買いしてしまった。割と堅そうな内容だったが、文体がいい感じにそそるので、最後まで楽しく読める……と思う。

*1:昔は原生林にせよ人工林にせよ必ずどの神社にもあったらしい

*2:英語の文法や発音で「なんでやねん」と立腹した人は読んでみると気持ちが楽になるかも

弟がきた。第1志望に無事合格し、来年度から晴れて高校生となる。ぼく以上に成績度外視の中学生活を送っていた(そのぶんぼくより部活の人間関係を心底エンジョイし、所属欲求の充足にはまったく事欠かなかった)ようなので、これでひと安心。せっかくなので使わなくなった参考書などを譲ろうと思ったが、よく見るとどれもまだ新高1生には早すぎるであろうものばかりだった。

 

東京より戻ってから体重計にのってみると1kg強増えていた。顔のまわりの肉づきを感じていたので予想はついていたが……。春は自転車と釣りで体を動かしていく。

 

このブログのタグをもう少しシステマチックに改めようと思っている。すなわち、あまり使っていないタグを廃して、新たに文字数によって分類する方法を考えている。後から自分で見返したときに、比較的がんばって書いたエントリとそうでないのとでわかれていたら便利そうだ。ただ、これを実行する気力と時間がない。

東京からの帰路にて。

 

開園記念日で入場料がタダになるということで、いつになく関西下町根性を発揮し、上野動物園にも行ってきた。小さい子連れのファミリー、仲良しグループの中高生、多種多様なカップル、おばちゃんグループ、外国人観光客、めずらしいところではリクルートスーツを着た就活生グループなどでごった返し、もはや動物を見ているのかヒトを見ているのかわからないくらいだった。その時はさほど気に留めていなかったが、いま思い返すと、海獣がかわいかったような気がしてきた。ハシビロコウの檻周辺だけ、なぜかしら、オタクと思しき集団に囲まれていた。

 

後半は郊外に住む友人の実家で過ごしていた。こだわりの麻婆豆腐(とてもおいしい)をごちそうしてもらったり、ぼくのうちには置いていないゲームをやったりして気ままに3日過ごした。スマブラシリーズにおいて、ぼくは未来永劫にザコプレイヤーの域を出ないと悟った。

 

帰り際に新宿で新しい小説と、試みに立ち読みして漠然と面白そうな感じのした英語史の教科書とを買った。店内をぶらぶら歩いて目についた本を立ち読みして、買う。この流れはネット通販ではいまのところ再現されておらず、店頭販売ならではの趣があり、街中での時間つぶしに適している。

 

書いているうちに家についてしまった。東京は楽しかったが、家に着くとやはりほっとする。今日はゆっくり寝られる気がする。

東京にいる この後帰る

東京にいる。


待ち時間に八重洲ブックセンターをぶらぶらしていたら『認められたい』を見つけたので買って読んだ。自分としては所属欲求の守備範囲の広さが目新しかった。全体を通して目から鱗が落ちるような話というよりは、なんとなく感じていたことがわかりやすい文章によって意識させてくれるという風な内容だった*1。だからこそ安心して読めたし、いつでも座右に置いて心に留めておきたいと思わせてくれる1冊だと思った。


ドコモの「自転車シェアリング広域実験」を試してみた。これはユーザー登録すれば都心部に偏って遍在する*2ポートで電動自転車を乗り降りし、後日利用分をクレジットカードで支払いできるというサービスなのだが、低料金の割に自転車はよく進んで爽快感抜群でなかなかよかった。唯一ケチをつけるとしたら、エンターキーが「入力確定」ではなく「返却手続き」のボタンになっていて紛らわしい*3ことと、自転車に乗り慣れない連れが車道から歩道に乗り上げる際にこけて怪我をしたことくらいであろうか。


その電動自転車で東京タワーへ行った。いまやスカイツリーの展望デッキの高さ350mに、全長333mを抜かされてしまった東京タワーだが、クラブ333をはじめとしたイベント作りに東京タワースタッフの努力が垣間見えた。観光地としての価値はまだまだ残っていると思った。


この後帰る。

*1:これはぼくがシロクマの屑籠の愛読者であることや、自分もまた先生の見つめる時代の一部であることによるのかも知れない

*2:千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区ではあちこちに設置されているが、その他の地域にはない。いわゆる「まれによくある」と同じパターン

*3:パスコードを入力して利用したときに、誤ってエンターを押すと「借りた瞬間返した」と見なされる。このために苦労した

ぼくは男でも女でもないとかいうわけのわからない、しんどいことを書こうとして、一向にまとまる気配のないまま数時間を無駄遣いしてしまった。多分まだ熟しておらず、したがって書いてやろうとこだわらない方がよい話題であるようなので、事実を淡々と述べて終わる。

 

昨日はちょっと上等な地酒をのみつつ夜更けまでトランプをやって、起きてみると、天気がよかった。バイト帰りに買ったケーキがまだ冷蔵庫に入っているのを思い出したので、いまから食べようか迷っている。

 

ありがとうございました。

思いつきで自宅のWi-Fiを設定してみたらうまくいった。もとの機械にルーターを接続するだけで繋がった。長年失敗し続けてきたのがうそのようだ。いまもそのWi-Fi経由でブログを更新している。

 

昨日は「その時のノリ」としか言いようのない軽い動機で大文字山に登頂した。こちらも入学当初より、不到"大"字非好漢、いずれ登らねばならぬと決めていたことだったが、無精がたたって長らく実行にうつせずにいた。

 

送り火を焚くところから、北は岩倉、南は京都駅付近までを一望できることに驚いた。それはGoogleマップの街中視点と俯瞰視点のいずれとも地続きのおもしろい光景だった。山にほめられた。夕焼けでも見ようかとのんびりしていたら、いよいよ雲行きが怪しくなり、どうもこれから雨が降るということがわかったので焦燥気味にひょいひょい降りていたら、途中何度か足を滑らせた。山にたしなめられた。雨にも降られた。

 

ずいぶん暖かくなってきた。そろそろ外で体を動かすようなアクティビティをしたい。釣りとか、自転車とか。家にこもってばかりいると、春の陽気がもったいない。