長らく更新をさぼってきたが、 いままた折に触れて更新をしていこうという機運が高まっている。 書きたい、 書くのだという意思がいま明確にあるというわけではない。 ただ久しぶりに気まぐれで本やら人のブログやらを読んでみたときに、 漠然とまた人生のこと、 愛情のこと、 性のこと……といったテーマ単位でムラムラと 「そのうち書きたい気を起こすだろう」 という予感がぼくの中にあるというだけだ。 といって、 また更新が途絶えてしまう可能性も十分にある。 そのときはおそらく、 やはりこれまで通りの生活でぼくは十分楽しく、 満足して過ごせていたのだから、 いまさら自分自身に文章を、 ことさらこのブログで書き続けるという必要を感じずにすんでいたということなのだろう(とすれば、 更新を 「さぼってきた」 という言い方は適切でないかもしれない)。 

 

いまは『レ・ミゼラブル』と『カラマーゾフの兄弟』を同時並行で再読しつつある。 たまに息抜きのために新しく買ってきた漱石の『明暗』を読むつもりでいたが、 かえってこれが主になりつつある。 やはり比較的読みやすいのでそうなってしまう。 自制していきたい。

 

それから借金玉氏がツイッターで自称フェミニストを一喝していたのをみかけて(本筋の)フェミニズムに興味を持った。 いまは本当に通り一遍の知識(第1~第3波があってうんぬん程度)しかないので、 ひとまずベリーショートイントロダクションあたりでもうちょいまともな外観をつかんで、 おもしろそうなところを深掘りしていけたらいいなと思っている。 これは憶測でしかないのだけれども、 現在の日本のフェミニズムと欧米のフェミニズムではだいぶん趣や流れが違う可能性があると見て、 ちゃんと英語でも読んでいかんとあかんかもなという気がしている。 そんな時間はあるんか知らんけど。