信頼して、素直になれば大丈夫、大丈夫であるはずなのに

久しぶりに発表で炎上した。それもぼくがぼく自身としていちばん許せない形の炎上だった。準備段階で(試みたが)理解しきれなかった箇所があるのをきちんと自覚し、そこを発表段階で指摘されたら「わかりませんでした」とすっかり白状する――これはまだよい。…

ぼくはもともと普段から自意識におぼれているというわけではないのだが、いかんせん、何かを自由に書くとなると、どうしても自分のことを書かずにはいられないように思う。いや、自分から離れたことを書くことができない。学校の課題として何について書けと…

ブログを分けるかも知れない

このごろはこのブログが言葉遊びの冗談半分の日記、淡々とその日あったことを書くだけの記録のようになってしまっている。やっぱりぼくはこのブログのタイトルにあるような愛・死をはじめとした、いろいろの内的な経験を整理して、意味を求めるようなものにし…

MT技能教習と関西おばちゃん教官の豪放な励まし

明日、というよりも今日この後2回目の技能教習がある。あれは見た目以上にデリケートで難しい。クラッチの操作が半クラやらなんやらでトリッキーであることは承知していたが、いやいや、それ以前にアクセルの踏み方からして繊細さを要求される。ゴーカート気…

連れの卒論の手伝いなどをしているうちに、自分が卒業するために必要な授業に出ることを忘れていた。いつの間にかこの曜日は1日全休であるという勘違いが発生しやすい思考回路になっているような気がする。何回の出席が必要と定められているわけではなく、最…

小遣いを受け取る心苦しさを書きかけて

昨日はお小遣いを受け取るときの心苦しさを中途で書きさした。いまこの書きさしたという事実を記すのでさえ、相当なためらいをもってしている。借り物でもなければ、何かの対価でもない、使いみちも指定されていない、ただひたすら受け取り続けるだけの金。…

なんだかんだ言って、それって「自己弁護」じゃないの??

中高時代からの友人と飲んだ。彼は、今年の春から修士過程でうちの大学でドイツ思想を中心に研究を進めている。思想というからには哲学にも当然触れないわけにはいかず、したがって(まだ初学者ではあるようだが)ヘーゲルなどをやっているらしい。 哲学をやっ…

信頼できる人たちに恵まれて、はじめて自分自身でいられる

信頼を置ける人たちがいてくれるということのありがたさを痛感する。はるか昔の漠然とした不安感・孤独感・雑踏の中で自分の居場所が見いだせないという苦しい状態から、少しずつではあるものの脱却しつつあり、それに伴って視界がクリアになっていくのを感じ…

大会に出て、予選落ちした。負けたのは試合後の感触で予想していたこともあってすんなり受け容れられたが、結果を見てみると僅差で負けていることが判明した。悔しいというよりも、パートナー(優秀)に対して申し訳なく思う。その僅差というのが、4試合のうち…

自然とわき出た言葉の、その言葉遣いをじっくりかえりみてやりたい

この間はじめたディベートで、「モーション(お題)のワーディングを分析する」ことの効用を実感しはじめている。言葉遣いをしっかり分析することで、(相手を上回るための)スタンスを決めることができる、スタンスを実現するようなモデルを設定する、モデルの…

「女性を愛する」ってなんなんだ

人を愛するということがどういうことなのか、少しは自分なりに理解しているつもりだ。いや、ぼくのような若輩者に「愛」という深遠なテーマをすっかり理解することはできるわけがないはずで、またすっかり理解したのでなければ、それはまったく理解していな…

1 on 1 でする恋愛などというものは、到底ぼくの手に負えないように思われる。そういう感覚に常づね物陰から見張られ、つきまとわれてきた。 いざその感覚に向き合って分析しようと奮起すると、たちどころにその感覚そのものが薄らぐ。それに取って代わって…

長らく懸案であった教習所の申し込みを今日ようやくすませた。うまくやれば一応裸眼でも免許が取れる程度の視力だったようだ。なるべく裸眼で資格を取っておいて、実際上は矯正して運転したい。種別はマニュアル。 1週間ほど前から『カラマーゾフの兄弟』を…

新学期到来。卒業ゼミのために予習をするも、すぐにすべてを忘れ去っていることに気がつき、復習にうつる。読んでみると、無理にわかったことにして進めていた箇所も、ああそんなことか、と頭に入ってくる。必死になってすべてを書こうとせず、ある程度まで…

比叡山を登った

ニケと比叡山延暦寺を訪れた。いや、それは付随的な結果であって、目的ではない。われわれの目的は登山そのものである。 出発は13時頃。腹ごしらえに入ったそば屋でおばちゃんに道を訊くと、「その格好で、いまからの時間からやったら……」と別ルートを勧めら…

はじめてのジム

このごろトレーニングをたしなんでいるというニケの友人とそのトレーニング仲間について行く形で、学校附属のジムにはじめて行ってみた。しっかりスポーツウェアを着用している体育会会員や、ラフな格好だが屈強そうな留学生が出入りする中で、自分ひとりだ…

ビワイチ(北湖一周)に行ってきた

琵琶湖の北湖を自転車で一周してきた。もともと2泊3日(ビワイチ初心者の標準的な日程)でのんびりと回りきる予定だったが、帰りの日時がちょうどレンタサイクル屋の休業日と重なったため、1泊延長することとなった。結果的にこの延長によって命拾いすることと…

ビワイチ(自転車による琵琶湖北湖一周)前夜。ずいぶん昔にニケの友人と回ったので、ぼくにとっては2回目にあたる。今回は連れと回る。レンタサイクル屋の都合もあって3泊を予定しているので、ずいぶんゆったりした旅になるだろう。 憂うは明日の天候である。…

もう少しだけありのままを書きたい

サークルの合宿前夜、この時刻に至ってなお眠れないから、いっそ開き直ってパソコンを立ち上げブログでも更新することにする。こういうときに限って余計なことを考えてしまう。それも合宿に関わることではなく、院試のことやら、卒業ゼミのことやら、今度行…

釜玉チキンラーメンなるものが存在することを教えてもらった。チキンラーメンを1分ゆでて、ゆで汁を捨てて、麺に生卵をかけて、お好みのトッピング(のり、ごま、ねぎなど)を添えて終わり。簡単でおいしい。おつまみにぴったり。 それから人生初のビアガーデ…

映画を観におでかけ

連れがぼくの誕生日プレゼントにといって新しい服を上下でかってくれた。おそらくアニメの影響で(本人談)黒シャツが好きだということで、その意向をくんで選ばせてもらった。気障になってしまいそうで自分からは手を出しづらいジャンルだ。普段はつい柄付き…

久しぶりのサークル活動

10時から久しぶりにサークル活動をした。出席者が4人*1だけだったので2回練習をやった後、のんびりしゃべっていた。雑談の中にも勉強になることがたくさん詰まっている。学期中の通常練習はもっと機械的でせわしなく進行、解散といった感じだが、本当はこう…

ニケおじさん

先日、久しぶりに観光だと意気込んで、自転車で市内を縦横無尽に走り倒した。その日はまだ日中の日差しの厳しい真夏日だったにも関わらず、水分補給が不足していたのか、気づかぬうちに半分熱中症にかかっていたようだった。汗をよくかいたのでさっぱりしよ…

「読書感想文」なんかよう書かんわ

『斜陽』を読んだ。この前は確か『善の研究』を読んだと書いた記憶があるが、それからいままでの間に何も読んでいなかったわけではない。いろいろ読みあさってはいたのだが、ぼくは作品*1そのものを「正しく」読解、比較ないしは検討し、それについて自分な…

数か月ぶりにゲーム実況などを見ていた。据え置き型ハード自体長らく手許になく、実家にもっているのも最新でPS2ないしはGCという、やや隔世の感のあるラインナップである。ゲーム機事情もさることながら、ぼくはホラーゲームに興味があるにもかかわらず、お…

そこそこ上等な居酒屋で慰労会をやった。唐揚げ、天ぷら、野菜炒めとありとあらゆるものを注文し、その店でのむこと自体がすでにちょっとした贅沢であるにもかかわらず、あえてさらに贅をきわめようと1杯700円ほどする日本酒をがぶがぶのんだ結果、トイレに…

きみはなぜ

本日は終戦記念日である。この2日間で、何度胃に鉛を感じ、脚が棒になり、重力加速度が倍加したか知れない。あらゆるものから解放されたいまはもっと勉強をしたいという気持ちがある。しかし、先のことはまだ何もわからない。もう2週間すれば虚無の世界に生…

われわれが商店街で消しかすをまき散らしている間に、世間は野焼きなどによって先祖の霊魂を見送っていた。それが終わって、今日ようやく復活した図書館に先陣を切って攻め込み、われわれ式の闘争をしていた。昼は野菜たっぷりのカレーをご飯300gから500gに…

昨日までと同じファストフード店を主戦場に耐久戦をしていた。昼に天丼を食べ、夜に中華をつついた。何杯ものコーヒーでパリパリにきまっているところへ、そこそこなじみがあるようで実は部分群を決定するのに見た目以上の労力を要する厄介群に悩まされ、い…

決戦の日が近づいている。図書館の閉館にも負けず、慣れぬ街中へ繰り出し、1杯のコーヒーでファストフード店に張り付き、何時間も本と向き合う。とはいえ、さすがに空腹には勝てず、すいた胃のスペースを使って店側の迷惑を酌むなどして、実際には2時間ほど…